「鉄筋コンクリート造(RC住宅)は地震に強いと聞いたことがあるけで、どうして強いの?」
「火災の場合にはどうなのだろう?」
鉄筋コンクリート造(RC住宅)をご検討中の方にとって、住宅の耐震性能や耐火性能は気になるもの。
そこで、この記事では、RC住宅の耐震性と耐火性について分かりやすく解説していきます!
\RC住宅の耐震性・耐火性のすごさを専門家が解説します!/
RC住宅は、鉄筋コンクリート(Reinforced Concrete)構造の住宅のことです。
鉄筋とコンクリートを組み合わせた頑丈な構造であり、耐震性や耐火性が高いのが特徴です。また、断熱性能や防音性能が優れており、エネルギー効率の向上や快適な居住環境を提供します。
鉄筋コンクリートの住宅は、どのくらい耐火性があるのかについて解説していきます。
国内では火災が多く発生しており、建物や施設の火災リスクは常に懸念されています。
特に、延焼や引火は深刻な問題であり、火災が一部の建物から他の建物に広がる延焼や、可燃物が燃え移る引火が主な原因です。密集した住宅地やビル群では、延焼や引火による火災リスクが高まります。そのため、建築物の耐火性や防火設備の充実が急務とされています。
※総務省消防庁:消防統計 令和4年度1月〜12月総出火件数
鉄筋コンクリート造(RC住宅)は、駆体自体が耐火構造です。
この構造は、1000℃の高温炎に2時間さらされても燃えず、強度も低下しません。
木材は260℃で発火し、当然ながら1000℃に達する前に崩壊しますし、
鉄骨造は見かけによらず、鉄骨自体は450℃で変形し始め、900℃で崩壊してしまいます。
大切な命や財産を守り抜くためには、鉄筋コンクリートが最適だといえます。
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EARTHQUAKE RESISTANCE鉄筋コンクリートの住宅は、どのくらい耐震性があるのかについて解説していきます。
日本は地震大国であり、年間平均で約1,500件以上の地震が発生しているといわれています。
これは世界の地震発生数の約20%に相当します。特に、東海地震や南海地震などの巨大地震の発生リスクが高く、被害が甚大なものとなる可能性があります。
そのため、耐震性に優れた住宅が不可欠です。地震による被害を最小限に抑え、住民の安全を確保するためには、堅牢な構造と適切な耐震設計が必要です。
鉄筋コンクリート造(RC造)は木造住宅などと比べて地震に強いと言われています。
これは、鉄筋とコンクリートの構造上の特性が耐震性に有利に働くことが理由です。
鉄筋コンクリートは、コンクリートの圧縮強度と鉄筋の引張強度を組み合わせ、地震時の力を分散・吸収します。コンクリートは圧縮に強く、鉄筋は引っ張りに強い性質を持ちます。この組み合わせにより、地震時の力に対して柔軟性と耐久性を提供し、建物の崩壊を防ぎます。
実際に、昭和56年5月31日以降に改訂された建築基準法の耐震基準に則って設計・建築された鉄筋コンクリート造の建物は、阪神淡路大震災での被害が少なかったことがデータで示されています。
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RC-residenceは、RC-Z工法 + aの独自工法により、耐震性と耐火性に優れたRC住宅を提供しています。
また、建築士に直接相談ができるので、耐震性や耐火性について不安な点も細かく確認することができます。